がんを予防するための
メディカルクラブ

山口もえ×久米慶×馬渕知子 Maiking Talk

がんによる死亡率が年々増加傾向にあるのも
検診率の低さが一つの原因

山 口

今日は、がん予防のお話を久米社長と馬渕先生から聞けるときいて楽しみにしていました。

久 米

山口さんは、がん検診や人間ドックに行かれたことはありますか?

山 口

そうですね~、健康診断は年に一度受けているのですが、がん検診や人間ドックにはほとんど行っていないです。

久 米

そうですか。実は、日本はがん死亡率が年々増加傾向にあり、年々死亡率が減少をしている欧米諸国と比べ、がん検診率が低いと言われています。死亡率が年々増加傾向にあるのも検診率の低さが原因の一つと考えられています。

山 口

そうだったんですね。知らなかったです!

早期に発見をできれば、がんはこわくない病気

馬 渕

乳がん、子宮がんの検診を例にとると、アメリカは80%以上の女性が検診を受けているのに対し、日本は約30%。先進国の中で、ワースト1なのです。
日本では、がんによる死亡率が増加していますが、早期に発見されれば、生存率が高くなることが示されています。

久 米

胃がんを例に話をさせていただきます。ステージ1で発見された場合の5年後生存率は99.1%ですが、ステージⅣで発見させて場合はわずか7%と発見されたステージにより、生存率が大きく変わることがわかりますね。

山 口

がんは早期で発見をできれば、こわくない病気なのですね!

久 米

そこで、がんを発見するには、がん検診や人間ドックに行くのが良いとされています。ですが、日本人はなぜ、「がん検診」を受けないのでしょうか?
総務省が実施した調査によると、「時間がない」「費用がかかる」「検査が苦痛」という答えがあがっています。「がん検診」は自己負担であった場合、多額のお金がかかります。本当に残念なのですが、「がん検診」は、お金にも時間にもゆとりがないと受診できないのが実態ではないかと考えています。

馬 渕

さらに、ほとんどのがんは早期のステージでは自覚症状が出にくく、からだに何の異常も現れないことも多いため、なかなか検査に行こうと思わないと言う現状があります。

山 口

健康診断ではだめなのですか?

馬 渕

残念ながら一般的な健康診断は、早期にがんを見つけるためには不十分だと思っています。
たとえば、「がん」は、あらゆる臓器にできる可能性がありますが、通常の健康診断で画像等の検査をするのは体の一部であることが殆どです。大腸がんを見つけるための検査のひとつである便潜血検査も、がんが出血するような状態でなければ見つけることは出来ません。
ですから、早期の状態でがんを見つけるためには「健康診断」に加えて自分の年齢や体質などを考えながら「がん検診」などを定期的に受けることが大切だと思っています。

山 口

そうだったのですね!

ALAによるがんの存在リスクを
簡便な尿検査で調べることが可能に

久 米

そこで、「がん検診」の受診率の低さに驚き、何かその解決法がないものかと考えていたところ驚くべき検査法が開発されたことを知りました!
それは、ALA(天然のアミノレブリン酸)という物質を用いた、がんのリスクを評価する検査方法です。

馬 渕

ALAは現在、脳腫瘍の手術で医療現場で臨床応用されています。ALAを服用すると正常な細胞では、ヘムという血液の原料に変化しますが、がん細胞ではヘムに変化することができずに中間代謝物であるポルフィリンとして、蓄積される性質があります。ポルフィリンは、ブルーライトを照射すると赤く発色する性質があるため、この原理を利用してがんの可視化ができる医薬品として、国内で承認されました。現在は脳腫瘍での承認ですが、このALAは、全ての臓器のがんを光らせることに期待が持たれているため、胃がんや膀胱がんなど様々な臓器で、この技術を利用しようと現在、多くの大学で研究が進んでいます。
さらに、異常な代謝により蓄積されたポルフィリンは、血液や尿にも漏れ出してくることがわかりました。
つまり、ALAを飲んだ後の尿中ポリフィリン量を測定するという簡便な尿検査で、がんの存在リスクを調べることができるということです。

久 米

この検査を定期的に受ける過程でリスクが高いと評価された場合には、更に精密な検査を行うというプロセスを踏むことにより、「がん」の早期発見を無理なく目指していくことが期待できます。

山 口

凄いですね!初めて知りました!ぜひ私も受けてみたいです!

久 米

さらにこの検査は、『各家庭で尿を取ってもらい、それを送って、測定機関で調べる』あとは医療機関からの結果を待つだけ。という仕組みですので、時間にゆとりのない人も、みんな平等に検査を受けることができるようになります。

山 口

それでしたら、忙しくて病院に行けない方とか便利ですね!

馬 渕

自分のからだが今どのような状態なのかをきちんと知ることで、精密検査を受けてみようとか、食事を改善しようとか、もっと運動しようとか…、日常生活での基本的な健康管理に対する意識改革につながります。この「ちょっとした自分の体への意識」が、がん予防や再発予防にも役立つひとつの基盤になるはずです。

山 口

自分のからだを知ることって大切ですね。もっと沢山の皆さんにこのがん予防メディカルクラブ「まも~る」のことを知ってもらいたいと思います!私も周知してもらえるために頑張ります!!

久 米

ありがとうございます。

山 口

本日は、くわしくお話をきけてよかったです。久米社長、馬渕先生ありがとうございました!